翌朝ホテルのスタッフに駅まで送ってもらい、今度は急行列車でカンパーニア地方へとむかう。田園風景、海...、イタリアの車窓は本当に癒される。東京でのバタバタが嘘みたいだなあと、のんびり窓の外の景色を楽しんだ。昼食時には食堂車にも行ってみた。食堂車とはいえ、ちゃんとパスタ、ワインも美味しい。イタリアはこれだからよいよねえと感動する。
プーリアでイタリアの田舎を楽しんだ後は、今度は大人の避暑地「アマルフィ海岸」を北上する事にした。アマルフィ海岸の付け根「サレルノ」へ向かうため、「ベネベント」という駅で電車を乗り換える。システルニーノから一枚の切符だったのでてっきり電車かと思ったらバスだった。このアバウトさがイタリアらしい’’’。
乗り継ぎが1時間だったので、他の乗客とともにベネベントを散策する。小さな町だったけれど、近世まで教皇の統治下にあったそうで、大聖堂、オベリスク、ローマ劇場など、一通りの見所があった。