夕方になるとトレッキングを開始した。
スタート地点からはしばらく平地で、この様にバイディガアラの絶壁を脇にみながら、畑の中をぬけていく。畑を耕す人。この暑い中、農作物を育てるのは大変だろう。
ドゴンのガイドは道案内や要所説明をしてくれるだけでなく、トレッキングの専門家として、旅行者の経験や体調面をふまえながらコース、速度、休憩などの調整もしてくれる。
中にはドゴンやトレッキングの経験が浅く質の悪いガイドもいる様だけど、担当してくれたガイドは地元のバンディアガラ出身とのこと。ヨーロッパのテレビ局がドゴンのドキュメンタリーをつくる仕事を手伝ったこともある様で、かなりのベテラン。今ふりかえってもマリで知り合った中では一番のガイド。彼にお願いできて大変幸運だった。
しばらくいくとTeliという村に到着する。今日はここで一泊することになった。