ドゴンは「バンディアガラの断崖」と言われる、断崖にはりついた様にして建てられた集落がある。かつては断崖の下はまだ一面森で、敵が攻めてきても分かりづらい環境だったとのこと。それでこうして見晴らしがよく攻め込みづらい高い所に住み、身を守っていた様だった。
今では住人は断崖をくだった平地に住んでいて、住居としては使われていないそうだけど、断崖と一体化し、夕陽に照らし出される姿は何とも趣きがあった。
ちなみにこの断崖の光景パタゴニアのカタログ写真にもよく使われる、トレッカー憧れの地とのこと。トレッキングは趣味ではないけれど、ここを訪れられたことを誇りに思った。
断崖からの景色はこの様な感じ。かつては一面森林だったけれど、畑にしたり薪を得るために現在はすっかりサバンナと化していた。