夕方になると、ラクダに乗って砂漠の民トゥアレグ族の村へ。担当してくれたのは、このトゥアレグ族のラクダ使い。マリはインディゴの産地だそうで、トゥアレグ族の人々はこの様な青い服をまとっていた。ラクダとたたずむ様子も、「ナウシカ」の登場人物のよう。
トゥアレグ族の村落を抜けるとサハラ砂漠へ。Camel Ridesをアレンジしてくれたトウンブクトウのガイドはここで’enjoy’と去り、ラクダ使いと二人きりに。Camel Rideは客引きでなく念のため事前手配してきたものの、その後情勢が変わってからは到底できない冒険だった。
サハラといっても南端でニジェール川に近いからか、表面の下は硬めだった。ラクダ使いに導かれ、さらにサハラ砂漠の奥へと進んでいった。
空はさらに砂が舞って、サンセットもこの様なセピア色だった。まさに’end-of-the-earth’。まるで現実ではないかの様だった。