一方、フライトは遅れる事三時間半。霧の日は大抵午後まで霧がはれるのを待つとのこと。ターミナル内マッサージを試したところ、インドの人々は頭部からうなじのマッサージが大変上手い。日本では処方箋でも出さない様な強い風邪薬を薬局で仕入れたり、待ち時間にしびれを切らしたらしい地元の人の喧嘩(警備員出動)を眺めながら、三時間半は無事にすぎていった。
ラジャスターンでは三つのJと言われるジャイプール(ピンクタウン)、ジョードプル(ブルータウン)、ジャイサルメール(ゴールドタウン)のうち、インド人の同僚にすすめられたジャイサルメールを旅することにした。ジャイサルメールは空港がないので、とりいそぎはジョードプルへ。デリーは特別だったのか、ジョドプール空港は想像した通りのかなりローカルな空港だった。
ここでもホテルのドライバーに迎えにきてもらってジャイサルメールを目指し、4時間のドライブ。通勤時間と重なり、帰路につく人々をめいいっぱいつめこみゆらゆら走るバスたち、夕陽とともに、西へ西へと向かった。
すっかり日がくれてしまったので、途中ドライブイン的食道に立ち寄り、カレーディナー。カレーが注文されるたびに炒め物の音が聞こえるので不思議に思って調理場に入れてもらうと、一品、一品カレー粉や具材を炒めてつくっていた。
インドカレーのつくりかたとしては普通なんでしょうけど、一つ一つ丁寧につくってもらっている気がした。特に田舎のカレーほど農薬をつかっていないのか、野菜が美味しい。すでにかなりのインドカレー好きになっていた。
ドライバーは砂漠側のベドウイン地域の出身とのこと。英語もうまいし売込みもないので、砂漠行きはホテルを通さずドライバーに直依頼する事にした。今回はバケーションだったのでその変のドライバーにボラれたり売込みされて時間を無駄にするのも避けたく、かといって全部ホテルを通すのも高いので、こんな風に組み合わせで工夫した。インドのドライバーは皆携帯をもっているし、ショートメールで連絡をとりあえるので大変便利だった。
ジャイサルメールは城壁都市なのだけど、たどり着いた頃には頃には真っ暗で、残念ながら城壁の一部しか見えず...。それでも大変素敵だったので、明朝に期待する事にした。
口コミサイトで探しぬいたホテルのお部屋は、大変素敵で大満足。
チャイを飲んでぐっすり眠った。
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<ジャイサルメール一泊目の宿泊先>
Hotel Killa Bhawan