2011年12月26日月曜日

インド西側縦断: エローラ石窟群 ~巨大石窟:カイラーサナータ寺院の全景~

翌朝最寄りのJet Airways店舗にいくと、若干の手数料がかかったものの航空券はあっさり一日先に変更できた。ケララの宿も一日短縮OKということで、スケジュール変更は無事解決。無事にエローラ石窟へとむかった。

エローラ石窟への往復はLemon Tree Hotelで車を手配してもらった。値段はIndicaというエコノミークラスカーで1400ルピー、Innovaというハイクラスカーであれば2300ルピー。その変の車をうまくつかまえれば安くすむ方法もあるだろうけれど、運悪くボラれると一気に疲れるのと、観光用の免許をもっている車でないと遺跡の中まで入れないとのこと。遺跡内は基本的には自分で歩いて巡るのだけど、29窟もあるので、はずれの方の窟は車で乗せてもらう方がずっと楽だった。リクシャーで行った人もいる様だけど、遺跡内だけで随分歩くので、体力温存派の人は車をチャーターしてしまう方がおすすめだ。

エローラ石窟の敷地内に入ると、早速エローラのハイライト、カイラーサナータ寺院が目に飛び込んでくる。

 
カナヅチとノミだけで一世紀以上もかけて岩山をくりぬいてつくったという石窟寺院。巨大ながら細部まで精巧につくられていて、これはもう奇跡としかいい様がなかった。ここも日本から辿り着くのは大変だったけど、頑張ってきてよかった。

 
カイラーサナータ寺院は岩山をくりぬかれてつくられているので、中から、下からだけでなく、上からも眺めることができる。幅40メートル以上、奥行き80メートル以上、高さ30メートル以上ある様で、上から見下ろすとよくこんな大作をつくったものだと感慨深い。

 
 
岩山との間には特に柵もなく高所恐怖症の私はガクブルしてしまったけれど、この感動を後にも思い出したいと、思い切って断崖絶壁の境目にいきシャッターをきった。

 
カイラーサナータ寺院の外観は、朝の到着一番と帰り際の夕方早めの二回見学した。空気がすんでいて人も少なくよいときいて朝一にいったけれど、夕方は日差しの加減が撮影によく郷愁を感じるおもむきで、それもよかった。

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