2010年8月13日金曜日

オマーン旅行記: ワヒバ砂漠へ

この日はワヒバ砂漠へ。昨日と同じガイドがやってきてピックしてくれた。変わらずあっさりしていて適度な距離感と、ナイスな現代風アラブ音楽。この人のおかげで、マスカットを楽しんだといっても過言ではない。

ワヒバ砂漠への道のりは相変わらず岩山だらけ。ムサンダムだけでなく、昨日のフォートツアーへの道のりも岩山、今日も岩山。はじめは珍しくてたくさん写真を撮ったけれど、この頃になってようやくオマーンは岩山の景色ばかりだと気づいた。

ワヒバ砂漠に向かってずっと走っていくと岩山の合間に砂地がちらほら。半日もしないうちにワビバ砂漠に到着した。オマーンはマスカットを拠点に主要なところはまわれてしまう。

ワヒバ砂漠は砂が固めなので、砂丘の中も4WDで走り抜けられてしまう。4WDで砂丘に登っては滑り降りてみる。これは大変不思議な体験だった。

 
ラマダン期間ということもあり、砂漠はすいていて砂丘はほぼ貸切状態だった。ガイドの民族衣装とマッチして、アラビアンナイトを思わせる神秘的な空間。砂漠にたたずみながらシャッターをきる。ワヒバ砂漠はアラビア海まで続いていて、上空から見ると本当に海岸沿いまで砂漠があって絶景なのだという。

 
ワヒバ砂漠は風が強いそうで、砂丘一面が流線型の模様をつくっていた。砂の色が濃いので独特な趣き。こんな砂漠も好きだと思った。

 
砂丘巡りの後、砂漠の中でラクダを飼育するというベドウィンの家を訪問し、お茶をいただく。猛暑期もこんなところにいて、人もラクダもさぞかし暑いことだろう。

最寄りの町でランチを食べようとレストランを探すと、ラマダンのため休業中。仕方なくローカルの売店でピタパンサンドイッチ風的なものを食べる。なかなか美味しかった。


<マスカットを拠点にお世話になった旅行社>
Arabica Orient Tours