夕方になってもまだ明るかったので、セリヌンテの港町を散策することにした。民家の中では漁師たちが網を調えている。
港にはカラフルな漁船がならんでいて、美しい景観をつくっていた。海沿いには豪華なリゾートホテルやレストランもあったけれど、5月は閑散期ということで、とても静かだった。
「漁港に来たからには魚介を食べよう」と、そのまま海沿いのトラットリアで夕食を食べることにした。おすすめの魚介のパスタをオーダーしたところ、何とパスタより魚介が多い。シチリアは本当に食の天国だよ(涙)と、感動する。美しい漁港をながめながら食事できることも醍醐味だった。