2001年5月3日木曜日

南イタリア旅行記: アマルフィ、"ホテル・カプチーニ・コンベント"

"Palumboを出るとふもとの町、アマルフィへと戻った。まずは荷物をあずけて身を軽くしようとアマルフィの名所で修道院を改装してつくったという"ホテル・カプチーニ・コンベント"へと向う。"カプチーニ・コンベント"は、断崖絶壁の急斜面に一体化する様に建てられているアマルフィ名物の変わった建物だ。このホテルは高台にあるため、まずは道路からエレベーターであがり「天空うの回廊」をつたって、フロントへと向かう(この回廊はまるで海の上浮いている様!。写真がボケていて残念な限り...)。


フロントへの通路はちょっと長い坂道だけど、ビューリンゲンが美しく咲き乱れ、海の青とマッチして見事な景観を楽しむ事ができた。


フロントではシスターたちがおごそかに対応してくれてくれる。ホテルを経営しつつ、教会としてもちゃんと機能している様だ。祭壇や通路は修道院の状態がちゃんと残されたまま、客室、レストラン部分だけがホテル仕様に改装されている。昨日のPalumboとは対照的に質素だけど、とても重厚な雰囲気があった。

 ここでも飛び込みで部屋を確保することができた。日本のGWもイタリアでは閑散期なので、比較的部屋はかりやすい様だ。まだ昼過ぎだったけれど、早々に部屋を使わせてもらえることにもなった。ヨーロッパのホテルはこんなアバウトさがいいところだ。"カプチーニ・コンベント"では、修道女の部屋を改装してつくったというシングルルームに泊まった。



部屋は質素だけどとても風情があるし、海岸のさざ波の音も聞こえる。オフシーズンだったこともあるせいか、値段はかなりリーズナブルだった。なにより景観を見事だった。



<アマルフィで滞在したホテル>
HOTEL CAPPUCCINI CONVENTO