2001年5月2日水曜日

南イタリア旅行記: ラベッロ "Hotel Palumbo"

南イタリア旅行のうち、「アマルフィ、ラベッロの旅の記録」のリンク一覧です。(一覧の下から一つ目の記録が始まります。)
 
 
ここから↓↓、、「アマルフィ、ラベッロの旅の記録」の始まりです^^。
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アマルフィへに着く頃には夕方になっていたので、バス、船の最終便でついた観光客で町はごった返していた。長い移動でかなり疲れていたので、今晩は静かに過ごしたいなと、アマルフィの更に上のラベッロという町に泊まることにした。ヨーロッパ人は高台や断崖絶壁を好む。高くて眺望のよい場所が高級な避暑地と思われている様だ。ラベッロはアマルフィ海岸ではもっとも高台にあり、大人の高級リゾートという位置づけの様だった。

ラベッロではたまには思い出になる様にとかなり奮発し、"Palumbo"という隠れ家ホテルに泊まった。このホテルはセレブ向けのホテルなので、リュックをせおった私は間違いなく門前払いだろうと思ったら、シーズンオフで空いている部屋があるし一人分ならディナーもすぐに用意できますよと気持ちよくとめてもらえることになった。これがミラノやローマでこのクラスのホテルだったら間違いなく断られるなあと、南イタリアの気さくさに感謝する。



"Palmbo"の海側の客室はいずれも断崖絶壁沿いにあって、アマルフィ、サレルノ湾をのぞむ絶景がみえる様になっている。内装はアラブ風で、白を貴重にした部屋、青を貴重にした部屋...とそれぞれインテリアが異なっていて、常連客を飽きさせず、楽しませている様だった。
 



荷物を降ろすと早速シャワーをあび、夕食を食べに行く。レストランでは断崖絶壁のテラスに席を用意してくれて、ローソクと港町の夜景の灯りをたよりにムーディーな雰囲気の中で夕食を食べる。ここのルッコラのサラダと魚料理の本当に美味しかったこと!今回の旅はずいぶんめまぐるしい旅だけれど、食と宿はあたりばかりだなとさらに満足する。

 



夕食後、部屋に戻るとメイドさんがいそいそと戻る姿。どうやら夕食を食べている間に、シャワー室や部屋を掃除してくれたらしい。バスローブやタオルも新しくなっている。「まるで日本の高級旅館みたい」だなと思った。

夕食後、Palumboの沈みそうなベッドでまったりしているとロビーから電話があった。「ラウンジでピアノ演奏をはじめます。カクテルも用意していますので、でよかったら聞きにきてください」とのこと。世界のトップホテルはさすがですねえと感動する。今回の旅はこれまでにない贅沢旅行だけど、ストレスから開放されて元気になってよかったよ...と、しみじみ振り返る。ピアノ聞きにいかなきゃねと思いつつ、そのまま快適なベッドの中で眠りに落ちていってしまった。


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<ラベッロで滞在したホテル>
HOTEL PALUMBO
※大変お高いのでご注意を...。どちらかというとハネムーナー向けかと思います。


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