2011年12月31日土曜日

インド西側縦断: ケララ ~カウントダウンパーティーと伝統舞踊~

この晩は新年を迎えることもあって、カターカリダンスの後も続々伝統舞踊が続いた。
 
地元のダンサーたちが伝統舞踊を披露する。親子でダンスするもの、

 
少年が謎めいたダンスをするものなど様々。

 
カウントダウン前後は、滞在客も部隊にあがってこの太鼓部隊と共に皆でダンス。アールユベーダ合宿を共にするものならではの特別な盛り上がりだった。
 
 
カウントダウンパーティのため、食事もアーユルヴェーダの指定食を解禁したご馳走ビュッフェ。ローカルの海老を堪能したほか、カクテルもサービスしてくれた。ビールも注文できた。ダイエットコースを受けている女子たちは大喜び。


パーティの演出として、一人ひとりお面が配られる。私は虎のお面だった^^。お面の右上にあるのは、パーティ用に出されたカクテル。




<ケララで滞在したアーユルヴェーダリゾート>
Beach and Lake Ayurvedic Resort  

インド西側縦断: ケララの宗教舞踊「カターカリダンス」

この晩は大晦日ということもあって、Beach and Lake Ayurvedic Resortは特別にカウントダウンパーティーをアレンジしてくれた。通常も定期的に伝統芸能ショーをアレンジするのだそうだけれど、大晦日は気合いをいれてフルコース。

まずはケララを代表する宗教舞踊、カターカリダンスから始まった。カターカリダンスは舞踊家が特殊な伝統メイクをして表情や指先で感情を表現するパントマイム。

 
土地の民謡を演じる様で、途中格闘シーンもあれば、


 怒りを表すシーン(音楽は太鼓)、
 
 
最後にはハッピーエンド。途中コメディ的な場もあったり。表情でも演じているそうで、なかなか見応えがあった。



<ケララで滞在したアーユルヴェーダリゾート>
Beach and Lake Ayurvedic Resort

インド西側縦断: ケララ ~トリヴァンドラム観光~

この日の施術後はトリヴァンドラムの町を観光してみた。昨晩知り合った他の滞在客の評判はよくなかったけれど、こんなに遠くにはもう来れないかもしれないからと、行ってみることにした。町へはBeach and Lake Ayurvedic Resortのリキシャーをハイヤーして、ドライバーが手づくりガイドをしてくれるというアレンジだった。

 
町の雰囲気はデリーよりかなりローカル。気温が高いせいもあってかかなり穏やかに感じた。

まずは町の名物パドマナーパスワーミ寺院へ。ヒンドゥー教の寺院だけど、ケララだからか何だか特徴のある外観。ヒンドゥー教徒以外は近づけないそうで、遠くから写真を撮った。

 
脇には藩王時代の宮殿を博物館にしたものがあって、日本の古代の遺跡にも似た雰囲気。

 
その後、まさかの動物園へ。熱帯だけに動物の種類も豊富で、意外に楽しむことができた。

 
こちらは動物園内の蛇館。外観が可愛い。

 
市場は大晦日だけに大変混雑していて賑やか。


魚市が盛況なのはケララならでは。

 
市場の外にはモスクがあった。インドは宗教の幅が広い。

 
この日の昨晩知り合ったウクライナ人夫婦と一緒にPozhikkara Beachでひと泳ぎ。一昨日前より水は綺麗になっていた。


 
この日の昼食のチョイスはこんな感じ。左側の黒いのは不思議なカレーだった。
 


夕方は再びヨガへ。日々のヨガセッションののスケジュールはアシュラムからはるばる2,3時間かけてやってくる先生と滞在客の相談にて決定する。翌日は元旦にも関わらず先生の都合にて朝からレッスンとのこと。「カウントダウンパーティの翌朝本当に起れるの?」という先生の質問にみんな元気よく「もちろん!」と返答。私は正直早起きする自信がなかった。



<ケララで滞在したアーユルヴェーダリゾート>
Beach and Lake Ayurvedic Resort
 

2011年12月30日金曜日

インド西側縦断: ケララでヨガを

川めぐりの後はヨガに挑戦。ヨガの先生は片道23時間のアシュラム(道場)から通っているとのことだった。


途中の指導や祈りの様なものも、本格的でかなり効き目がある様な気分になった。

 
ヨガの後滞在客たち集まって食事していたので、仲間に入ってみることにした。ロシア人、ウクライナ人、ドイツ人、オーストリア人、アメリカ人、マレーシア人など様々。皆リラックスしに来ているので、穏やかでフレンドリーだった。

女性はダイエットコースを受けている人が多く。指定食はスープの様なものを食べていた。ウエストが細くなった様な感じとのこと。食の楽しみは減るけれど、次回機械があればダイエットコースも挑戦してみよう。



<ケララで滞在したアーユルヴェーダリゾート>
Beach and Lake Ayurvedic Resort

インド西側縦断: ケララのバックウォーター

夕方にはボートをチャーターして、川めぐりをした。「バックウォーター」として、ケララでは有名なアクティビティらしい。どんなボートかなと思ったら、やはり手漕ぎボート。コーチンの方に行けば大型のボートもある様だけど、私はこの小さなボートで手漕ぎの音を聞きながらのんびりいくのが気に入った。


漕ぎ手は大変なんでしょうねと思いつつ、器用にすいすい船を進めていく。

 
川の両岸はびっしり南国の森で、時々ぽつぽつとローカルの家、他のロッジがある意外は何もない。静けさの中、手漕ぎの音だけが響いて風情があった。

途中、地元の人々を載せた船が横切っていく。ケララは川が多く、こうした手漕ぎ船が大切な交通手段なのだそうだ。漁師たちの船とも何度かすれ違った。網で川海老や川蟹をとっていた。時々別の漁師と船を寄せ合っては情報交換などをしていた。

 
こんな美しい青い鳥もみかけた。

 
ローカル、自然を味わいながらリラックスできる川めぐりだった。
 
 
 
<ケララで滞在 & バックウォーターを手配してもらったアーユルヴェーダリゾート>
Beach and Lake Ayurvedic Resort

インド西側縦断: ケララ ~アーユルヴェーダ3日目の食事と、ハンモックでリラックス~

翌朝は無事早起きでき、朝食を堪能。毎朝新鮮なフルーツとフルーツジュースが出てくるのが気持ち良い。

 
この日はパンケーキ的なものに挑戦。ナンをパンケーキにした様な感じで、なかなか美味しい。この二種類のカレーの組み合わせは、その後もお気に入りになった。

 
この日は午後からボートで川めぐりをするため、施術を午前に変更してもらった。この日はHerbal Ballも織り交ぜた施術だった。腰痛にきいて気持ち良い。施設は大変静かで、ケララの施術師は話し方も可愛らしく、癒される。

 
施術後はローブをきたままハンモックでゆらり。ケララの鮮やかな花や渡し船が漕ぎ行く音を楽しみながら、至福の時をすごす。

 
 
昼食はピタパンに挑戦。具材の豊富なカレー、

 
さらにおかわりして野菜カレーを食べた。どれも美味しい。

 

<ケララで滞在したアーユルヴェーダリゾート>
Beach and Lake Ayurvedic Resort

2011年12月29日木曜日

インド西側縦断: ケララ ~Pozhikkara Beachへ~

この日の施術にはシロダーラが含まれていた。額のところにオイルをたらすアーユルヴェーダの代表的な施術だ。

シロダーラはシンガポールのインド人街で一度受けたことがあるけれど、ここのシロダーラはオイルが濃厚で重く、温度やたらし方的にも数段気持ちよく、始まって数分もたたないうちにうとうとと寝てしまった。

インドに住む知人曰く、アーユルヴェーダは値段に関係なく、ローカルであればあるほど腕がいいのだという。豪華なリゾートホテルなどにしなくてよかったと思った。

施術が終わるとホテルに隣接したPozhikkara Beachへ。一部はホテルのプライベートビーチとされ、
 
 
その先は地元の漁師たちが住んだり船をつける漁村となっていた。

 
 
ケララの漁師の家はこんな感じで、南国的なつくり。ヤシの木とマッチして趣きがあった。



<ケララで滞在したアーユルヴェーダリゾート>
Beach and Lake Ayurvedic Resort

インド西側縦断: ケララ ~アーユルヴェーダ食の始まり~

アーユルヴェーダの効果が出たのか初日はぐっすり寝て、翌日は寝坊してしまった。

朝食といっても遅い時間だったので、朝食兼昼食へ。既にドクターの診断を受けて指定されたアーユルヴェーダ食は始まっているけれど、複数のメニューから選べる様になっていて大変美味しい。インドに来てからどこでも美味しかったけれど、特にここの食事は素材も味付けもとりわけよかった。

こちらはサラダとスープ。
 
 
日本では見ない様カレーもいろいろなのがあって、注文したものが思いがけずドライなものだったり。しかし美味しい。

 
フルーツも豊富で彩りも豊か。

 
アーユルヴェーダのためお酒が呑めないことも忘れてしまうほど満足していた。お酒といえば、隣の部屋のブリシッシュは蒸留酒的なものをボトルごと持ちこんでグイグイ呑んでいた。宿泊だけの人かなと思ったら施術棟にもいたので、アーユルヴェーダも受けている様子。朝には二日酔いの趣きで新聞を読み、それでいてぴしっとしたシャツを着て、何だか不思議な紳士だった。



<ケララで滞在したアーユルヴェーダリゾート>
Beach and Lake Ayurvedic Resort

2011年12月28日水曜日

インド西側縦断: ケララ ~アーユルヴェーダプログラムの始まり~

ランチが終わると早速5日間のアーユルヴェーダプログラムが始まった。Beach and Lake Ayurvedic Resortには常駐のドクターやセラピストがいて、大きな専用施設もあった。

 
私は今回リラックスコースを選択したけれど、その他ダイエットやアンチエイジングなど様々なコースがあった。大方の内容はコースごとに用意されているものの、さらにカスタマイズするため、まずはドクターの診察を受ける。詳細なアンケートにこたえ、脈や舌などを診て診察完了。あなたは○○系ですねと診断され、その他考慮点などもふまえながら、施術内容、オイル、投薬、食事などをカスタマイズしてくれた。

診断後は早速マッサージ開始。アーユルヴェーダのマッサージは指圧的にもみほぐすことはなく、オイルをたっぷりつけて小刻みにさする様なそんな感じ。このオイルが濃厚で温められているので気持ちよく、ついうとうとと寝てしまう。

 
後半は床に寝転んで、施術師が足の裏でオイルをのばしながらマッサージしていく。何だか不思議な気分だけど、これも心地よかった。

施術が終わるとローブにくるまり、額に赤いビンディーをつけてくれてできあがり。ドクターが再び現れてアーユルヴェーダ薬をいただく。特段病気というわけではないけれど、アーユルヴェーダのセラピーには必須だとのことで、おまじない的に飲んでみることにしてみた。

 

<ケララで滞在したアーユルヴェーダリゾート>
Beach and Lake Ayurvedic Resort

インド西側縦断: ケララ ~アーユルヴェーダリゾート、'Beach and Lake Ayurvedic Resor'tへ~

翌朝は早朝から飛行機に乗り、ムンバイでトランジットしてケララのトリヴァンドラムへ。ムンバイの空港は国際金融都市だけにデリーより洗練され、シャンパンが飲めるバーもあった。

一方トリヴァンドラムは大変ローカルで小さな空港だった。飛行機から降りるとこれまで訪れた都市よりずっと気温が高く、南国にきたんだなと痛感する。

ケララでは日ごろの仕事の疲れ、前半の遺跡巡りの疲れをとるべく、アーユルヴェーダ合宿を体験することにした。アーユルヴェーダ専門の施設に泊まって、マッサージ、食事療法、ヨガ、投薬など、アーユルヴェーダのセラピーをトータルに受ける。

施設は口コミサイトでくまなくチェックした後、本格的なアーユルヴェーダセラピーが受けられ、食事も美味しく、近隣の海も楽しめると評判の高Beach and Lake Ayurvedic Resortを選んだ。

Beach and Lake Ayurvedic Resortに到着すると早速チェックイン。川と湖、そして海が一望できるお部屋は、シンプルながら大変素敵だった。この景色をみながら数日のんびり滞在したら、随分リラックスできることだろう。

 
荷物を整理するとランチを食べにレストランへ。このホテルは敷地内に川が流れているので、私の滞在棟からレストランへは渡し船で向かうという演出があった。ちなみにこの渡し船は24時間運営。朝、昼、夜、それぞれ異なる川の景色を楽しむことができる。

 
この日のランチはまだアーユルヴェーダプログラム前で指定はなかったので、レストランのおすすめを注文。蟹料理と炒飯がでてきて大変美味しい。



評判通り食事も期待できそうだと思った。



<ケララで滞在したアーユルヴェーダリゾート>
Beach and Lake Ayurvedic Resort

2011年12月27日火曜日

インド西側縦断: アウランバガードのスパとムガル料理レストラン

ホテルに戻るとお待ちかねのスパへ。ストーンマッサージをお願いしたところ、二人がかりでやってくれて大変上手だった。

この日は最後の夜なのでディナーも奮発。近くのRama International Hotelという高級ホテルのムガル料理が名物だというので行ってみることにした。道中15分くらいだったので行きは徒歩でブラブラ。ローカルな商店を眺めながら歩くのも楽しかった。

Rama International Hotelは大変古典店なホテルで、帝国ホテルの様な趣きだった。レストランはビュッフェ形式で、何種類ものカレーを出している。正直Lemon Tree Hotelの料理とRama International Hotelのムガル料理の違いが分からなかったけれど、全般に洗練されていてよかった。ただお値段は大変高め。高級志向の人でないと、差分の納得感が難しいかもしれない。

 
この日はLemon Tree Hotelの裏でお祭りの様なものをやっていて、夜遅くまでライブというかカラオケの様なものをやっていた。明日は早朝フライトなのに困ったなと思いつつ、二日間の石窟歩きの疲れもあって知らないうちに眠りに落ちていった。
 

<アウランバガードで宿泊、スパを利用したホテル>
Lemon Tree Hotel

 
<アウランバガードでディナーを食べた高級ホテル>
Rama International Hotel
 

◆最低価格保証バナー◆他社より1円でも高ければ『差額+1,000円』ご返金!!

インド西側縦断: アジャンター石窟群 ~アジャンター石窟群でのランチ~

アジャンター石窟の見学も、結局午後までかけて見ていた。アジャンターもたくさん窟があるので全景をとるのは難しいけれど、外観はこんな感じ。

 
石窟見学が終わるとシャトルバスのって入口へと戻る。ちなみにこのシャトルバスはデリーのドライバーがしきりに説明してくれたTATAのハイブリッドカーだった。乗り心地は普通のバスと変わらなかった。

 
ランチは出口最寄りの二階建てのレストランで食べた。このレストランではここでもウエイターが親切に遺跡の見えるテラスを案内してくれたけれど、ずっと外を歩いて熱かったので、奥の日蔭の方で冷たいビールを飲んだ。このレストランのカレーも美味しかった。インドのカレーは何を頼んでもはずれはなかった。もう一週間以上カレーを食べているのに、全くあきなかった。

 
帰り際芝生でワイワイランチを食べる遠足集団の側を通りかかる。エローラにも遠足の子供がたくさんいたけれど、こんな世界遺産で遠足できるなんて素敵だと思った。

 
駐車場へ向かう通路では、朝はやっていなかったたくさんの土産物屋があって客引きがすごかった。ここでなく、手前のレストランで食事をしてきてよかったと思った。

駐車場にいくとドライバーがみつからず、携帯にも出ない。その変で井戸端会議をしているドライバーに相談したら、仲間内で連絡をとりあって見つけてくれた。大感謝。

エローラ、アジャンターと石窟なので岩の上を歩いて足はガクガク。パタゴニアの本格的なトレッキングシューズをはいてきてよかった。帰りの車ではほぼ爆睡した。