2005年4月1日金曜日

アフリカ一ヶ月 - ケニア: ナイロビ町歩き。

2時間程のドライブの後、再びナイロビに到着した。


 
急にあたりが騒がしくなる。イースターの連休が終わったせいか、三日前より人も車も多い。こうしてみると、本当にアジアの町みたいだ。


 
コンフォート・ホテルにも早めに戻る事ができたので、ナイロビの町を自分の足で散策してみることにした。コンフォートホテルの周辺から北部のダウンタウンの路面電車の手前まで比較的太い道を中心に歩いてみる。中心街ということもあってか、通りは商店街の様になっていて、土産物屋、両替屋、布屋、写真屋、化粧品屋などが並んでいる。アフリカだけでなくアラブ風のものが売っていたり、通りに座り込んで歌を歌っている民族衣装の人達がいたりとなかなか楽しい。流行っている商店を除くと、インド系の人達が店をマネジメントしていることが多い。インド人はさすがに商魂たくましいなと関心する。


 主要な通りはポリスや警備員があちこちにいるので、旅行本に書いてある程危ない雰囲気は無いけれど、欧米人や東洋人はほとんど歩いていない。確かにこんな所でいかにも旅行者ですって感じでバックパックやカメラを身につけて歩いていたら危なそうな感じもする。人が多くてゴミゴミしているし、あちこちに路地裏が入り組んでいるので、スリや引ったくりが多いのも分かる気がした。とりあえずGパン、Tシャツ、ビーサンに手ぶらで来てよかったなと思った。北部のダウンタウンはとても危険な地域という事で、気合も経験もいりそうなので、外から眺めるだけで終わりにする。


一通り通りを歩いた後、小腹がすいたのでコーヒーショップ&安食堂の様な店に入ってみることにする。ちょっと煮たっていたけれど、久しぶりにちゃんと淹れてあるコーヒーを久しぶりに飲むことができた。この店ではコーヒーをメインにしつつ、スコーン、ドーナツや軽食、デザートなどを出している。ためしにピラフとビーフスープを頼むと、アフリカ風の味がちゃんと濃くついていてなかなか美味しい。コーヒー、ピラフ、スープで155Ksh(100円ちょっと)と、値段もとても安かった。

帰り道お土産屋もブラブラとのぞいてみる。「ギャラリー」と称しているお土産屋は、ケニアやマリの新人アーティストの絵画や置物をおいていたりして、センスがある。木彫りもオブジェの様になっていて、可愛いものばかりだった。タンザニアがなければ大量購入してしまうところなんだけど...と、ぐっと我慢した。