2005年4月7日木曜日

アフリカ一ヶ月 - タンザニア: マサイ村と、ショッピング。

牛飼いマーケットの次は、アルーシャ近くのマサイ村に寄った。ここのマサイ村は、貧しい中で医薬品などを得ようとする女性の団体が運営しているものだという事だった。

 

歌や踊りの他に、マサイの伝統的な家に入れてくれて説明をしてくれる。

 
 
マサイの家は、父親用の大きな部屋、母親と子供用のちょっと小さな部屋、それに赤ん坊用のとても小さな部屋と別れている。マサイも昔の日本みたいに亭主関白の様だった。 
 
 

アルーシャに近づくと、サデオフにお願いして、タンザナイトの店に寄ってもらった。タンザナイトはアルーシャ近辺の丘だけでとれる宝石で、アメリカのティファニー社がプロモーションをかけて以来、希少な宝石として人気を得ている宝石なのだそうだ。もうすぐ資源がつきてしまうので価値があがるらしい。幸運を呼ぶ石でもあるという事だったので、記念に買ってみる事にした。宝石の事はあまりよく分からないけれど、タンザナイトは青い色がとても深く、角度によって様々な光をはなっていてとても趣がある。年齢を経ても長く楽しめそうな石だなと思った。

タンザニアでは旅の終焉に近づいたので、少し荷物になっても良いかなとマコンデを買ってみた。アジアの民芸品は量産のイメージがあるけれど、アフリカはつくり手もクリエイティブなのか、ものによって表情が違ったり塗料の塗り方が違かったりと個性がある。日本に帰ってもアフリカの事を思い出せる様に...と、男女のお面のマコンデと、杖の様に長いマサイの男女の木彫りの人形を買う事にした。タンザニアはディスカウントの交渉も素朴で人情があり楽しい。強気でいくより、可愛くねだった方がディスカウントしれくれるみたいだ。売り子もちょっと頑張りすぎたのか、「マダムー。頑張ったからコーラをおごってよ。」と逆にねだられてしまった。