ンゴロンゴロ・セレナ・・ロッジは、クレーターを囲む森の一角にあった。自然の景観を崩さない様、森の斜面に合わせて隠れる様に建てられている。
客室からはクレーターの絶景が見下ろせる様になっていた。テラスで景色をながめているだけでも、十分幸せな気分になれる。ここではロッジでの滞在も楽しめそうだなと思った。
セレナには何と専用医がいるということなので、早速診察してもらうことにした。赤痢かコレラになっていたらどうしよう(恐)と一日怯えていたけれど、単なる食あたりということで一先ずほっとする。そもそも高熱や便の中に血が出たりしなければ特に大病ではないのだそうだ。ナイロビの安食堂で調子にのってガツガツ食べたのがきっとよくなかったんだろう。ドクターは「野菜を控える様にして、この薬を三日飲めば治るよ、大丈夫。明日また来るからね。」と言い、インド製の薬を置いて去っていった。インド製だけあって(?)この薬はものすごくよく効いたので、下痢はすぐにとまり、ようやく食事も口にすることができた。これで明日のサファリも何とかなりそうだ。さすが東アフリカを代表するリゾートは違うなと関心する。
ンゴロンゴロ・セレナの夕食はコース料理で、オードブル、セカンド、メインが2、3の選択肢から選べるものだった。調理もしっかりしているし、肉や素材がフレッシュなだけにとても美味しい。明日は必ずお腹を完全に治してしっかり食べれる様になろう。
<ンゴロンゴロで宿泊したロッジ>
NGORONGORO SERENA