2011年12月26日月曜日

インド西側縦断: エローラ石窟群 ~仏教石窟群~

カイラーサナータ寺院の後は34ある石窟のうち可能な限りを見てまわった。エローラ遺跡は69世紀と数世紀にわたってつくられたため、時代ごとに仏教石窟群、ヒンドゥー石窟群、ジャイナ教石窟群と複数の宗教による石窟がつくられている。

まずは112窟の仏教石窟群をまわった。各石窟は様々で、貯蔵庫と言われがらんとして殺風景なものもあれば、かなりつくられたものもある。

 

仏教石窟群のハイライトといわれる10窟は仏塔を葬るためにつくられたそうでドームの様になっていた。仏教なのにローマ遺跡的なものを思わせる不思議な空間だった。

 
観光客がいなくてこの窟は何もないのかなと思うと意外に見応えのある空間が登場したり。

 
各窟長い時代をまたがってつくられているので、同じ仏教群でも前の窟とは全然違う驚きを得る仏像もあった。

 
日本の仏像的なものもあれば、他宗教がまざった様に感じるものもあった。

 

どの窟も見逃す気になれず大方の窟をまわることにした。アウランバガード2泊が3泊になったのは予定外だったけど、そもそもエローラとアジャンタを一日でまわるプランでは全部の窟がみきれず見きれず勿体ない。結果延泊することになってよかったと思った。