その他のビューポイントをまわった後、いよいよ自然保護区内に入り喜望峰へと向う。
喜望峰は、ルックアウトポイント、最西南のCape of Good Hope、Cape Pointといろんなビューポイントがあって、それぞれ美しいハイキングコースになっている。時間の関係ですべてを歩き倒すことはできなかったけれど、ここから見える景色は本当に絶景で、ダイナミックだ。喜望峰周辺の豊かな自然ともとてもよくマッチしている。日本でも大王崎とか気仙沼とかいろいろあるけれど、ここは３０倍くらいスケールを大きくした感じだなと、満足した。
ルックアウトポイントには、世界主要都市の方角、距離を示すオブジェ的な標識もあった。水平線しか見えない方角に「Tokyo 14,724KM」の表示も出ている。ずいぶん遠くまで来れたもんだなと感慨深く思った。
Cape Pointの頂上には本当に小さなネットカフェがあって、喜望峰で撮影した自分のデジカメのデータをCD-ROMに落としてメールで送れる様にしてくれるサービスまであった。確かにこんなところにきたら、「今、地球の果てにいます。」とメールを送りたくなる気持にもなる。それにしてもいろな事を考えるんだなと関心してしまった。
