セスリムキャンプ場が近づくと、突然インパラが現れ車の真横を伴走しだた。こういう普通の場所でも動物がいるんだなあと、ただ感動する。 水平線がだたっぴろいので、サンセットも美しい。アフリカは奥が深いなあと、ただただポカンと窓の外を見るばかりだった。
初日のセスリムキャンプ場ではテントで宿泊する事になっていた。だたっぴろいキャンプ場にポツンポツンとアカシアの木が立っていて、その下がグループごとキャンプサイトになっている。マーティンさん&千晴さんは人数分のテントを持ってきてくれたので、一人一テントでゆったり滞在する事ができた。夕食はご夫妻がプイキーというナミビア料理をつくってくれた。ナミビアのカレーの様なもので、味付け、素材ともにとても美味しい。アフリカは粗食なのかなと思っていたので、キャンプ場でもこんなに美味しいものが食べれるとは...と、感動する。ちなみに、プイキー用の鍋はなかなか優れていて、炉の様に底が深く、足がついているので、炭火でも手軽に料理ができる。これは日本でのキャンプにも良いなあと思った。ナミビアのワインもとても美味しい。食道楽、飲み道楽的にも良い旅ができそうだ。 夕食後キャンプ場を散策すると、火元からちょっと離れただけでも、ものすごくたくさんの星が飛び出してくる。思わず、5人で全員が黙り込んで星に見入ってしまった。アフリカに来てまだ一日だけれど、早速初日から圧倒される事ばかりだった。これまで20カ国くらい旅行したけれど、今までの旅は本当に世界の一部だったんだなと思い知らされた。 <セスリムでの宿泊先> セスリムキャンプ場 |
ナミビア、南ア、ビクトリアフォールズ、ケニア、タンザニア、シチリア、南イタリア、インド西側縦断、オマーン、ヨルダンの個人旅行の記録を紹介しています(右サイドIndexから各旅の記録主要ページへリンクしています)。