朝は動物が多いという事だけあって、早速オスとメスのライオンの群れに遭遇する。マサイマラは本当に肉食獣の宝庫だ。オスのライオンははじめて近くで見たけれど、鬣は迫力があるし風格もある。メス以上にダラダラしているけれど、威厳を感じさせてしまうのが流石だ。しかし、ちょっと見慣れてくると着ぐるみみたいな感じもして、何だか可愛い。
その他、ヒヒ、インパラ、大型の野鳥を見かける。同乗したアメリカ人カップルは野鳥愛好家でもあるのか、ガイド以上に鳥に詳しく「ホラ、あそこに○○がいるよ。」と教えてくれる。鳥に詳しいとサファリの楽しみも広がるのだろう。
小一時間程で朝のサファリが終わり、キャンプサイトに戻って朝食を取る。この日の朝食はソーセージ、卵焼き、ピタパンとシンプルなもの。デンマーク一家の息子さんは相変わらず「僕にパンケーキを!」と叫んでいたけれど、特に問題なくモリモリ食べる。特に卵焼きは卵が野生なので尚更美味しく感じた。