ケニア旅行のうち、「マサイ族のお宅にホームステイの旅の記録」のリンク一覧です。(一覧の下から一つ目の記録が始まります。)
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ケニアではより地域や地元の人々と触れ合うため、マサイ族のアポロさんという方のお宅へのホームステイをする事になっていた。比較的現代的な生活を送っているマサイ族の一家で、マサイの暮らしをより身近に伝えるために外国人のホームステイを受け入れているのだそうだ。アポロさんのお宅はナイロビから1時間半程車で行ったKISERIANという場所にあった。「寒い交差点」と言われる場所の近くで、標高が高くて気温が低く、日が暮れると激しい風がふくためこう言われているのだそうだ。
アポロさんのお宅につくと、可愛い子供達が門を開けて出迎えてくれた。アポロさんのお孫さんや近所の子供達で、イースターで学校がお休みなので、こうして家にいて遊んだり家事を手伝ったりしているのだそうだ。
新しいお客さんが来て嬉しいのか、始終手を握ったり、髪を触ったりしてくる。素朴で、人懐っこくて、そしてとても可愛い子供達だ。
子供達と庭で遊んでいると、アポロさんと娘のヘレンさんが現れた。
アポロさんは84歳なのにとても若くて元気がいい。ホームステイの受け入れを何度もやっていらっしゃるということだけれど、特別観光慣れしている様なところもなく、素朴で温かい感じの人だった。「滞在中は日本じゃなくて、ここがあなたの家だと思ってね。」と温かく迎え入れてくれた。アポロさんのお宅には電気も通っていないし、お風呂も無い。何も無いけれど、自然に囲まれた静かな空間の中で、子供達と一緒に静かな滞在ができそうだなと思った。
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