2005年3月25日金曜日

アフリカ一ヶ月 - ケープタウン: ヨハネスの郵便事情と、ボツワナ・サポーターたち。

ケープタウンを去る便は6:20と早朝の便だったので、離陸後の飛行機からはケープタウンの全景と綺麗な朝焼けとをみることができた。喜望峰の岬、海をのぞむテーブルマウンテン、海岸線沿いの町明かり...。何だか函館に似た景色だなと思った。

 

 
ケープタウンからケニアに向うため、再びヨハネスブルグ空港を経由した。ヨハネスブルグではトランジットの時間が少しあったので、ヨハネスでお世話になった高達さんに、SOWETOで撮影した写真の入ったCD-ROMを発送した。ポストオフィスのおじさに、CD-ROMを送るならこっちの方がいいよと、書留&速達らしき便をすすめられた。料金は700円くらいだったのでじゃあそれでとお願いすると、おじさんは「この便はエキスプレスだから4日後にはつくよ。安心して。」と言う。えーっと、ヨハネスからヨハネスに送るのに4日後でそれで早いんですね...とのけぞりそうになる。便利な様でやはりアフリカ。時々両親に送っているポストカード達は一体いつ届くんだろうか...?

ヨハネスでナイロビ行きの便に乗り込むと、機内は水色装束のアフリカ人だらけだった。ボツワナから来たサッカーのサポーターらしく、ナイロビで「ボツワナ VS ケニア戦」を見るのだという。「ワールドカップ」と言っているので、多分予選の事だろう。サポーターは50人くらいとそれ程多くはないけれど、歌ったり口笛を吹いたり修学旅行のチャーター機の様に賑やかだ。臨席のサポーターに「勝てそうなんですか?」と聞いてみたら、「負けると思う。ボツワナは弱いから。」と明るく言う。「でもワールドカップだから盛り上がってるよ。ここには数十人しかいないけど、ケニアではたくさんのボツワナ人が待っているよ。」と、興奮している。結果がどうあれ、とにかく場の雰囲気を楽しもうというアフリカ人の明るさは本当に素敵だ。

ボツワナ人とは初めて話したので、この機会にボツワナのおすすめの旅スポットを教えてもらうことにした。KASANE MA-UNという場所がよいのだという。「ボツワナは情報が少ないので、日本から行く人が少ない」という話をしたら、準備よくボツワナの旅行社のパンフレットを持っている。特に旅行社の人というわけではないけれど、こうしてサッカーの試合を通じて知り合った外国人に「ボツワナいい国だよ。遊びに来てね。」と配っているのだそうだ。そういえば、ビクトリアフォールズやケープタウンで知り合った旅行者も、皆ボツワナがよいと言っていたなあ。まだまだ行かなければいけない所はたくさんあるな、と思った。



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